オンラインカジノ
オンラインカジノはインターネット上でカジノ運営会社のWebサイトにアクセスし、そこでカジノゲームを楽しむことができるサービスです。
決済も利益もオンライン上で行うことから、手軽に始められるギャンブルの1つでもあります。
利用はパソコンの他にもスマートフォンやタブレットなど、インターネットにアクセスできる端末であれば特別な機器を購入することなく始めることができます。
オンラインカジノの仕組み
(1)オンラインカジノの仕組み
オンラインカジノは海外にある運営会社のWebサイトにアクセスし、カジノゲームで遊び、ゲームに勝った場合に報酬が得られる仕組みになっています。
運営されているカジノでは日本語の言語環境で遊ぶこともでき、家にいながら気軽に遊べるカジノです。
取引金額も1米ドル程度からのゲームもあり、大金をかけて大金を稼ぐゲーム以外にも趣味で取り組みやすいといえます。
(2)決済の方法
オンラインカジノの決済は米ドルで行われていることがほとんどです。
決済にはクレジットカードの他、ビッドコイン、電子マネーで決済が行われ、日本国内でも利用している方の多いVISA、マスターカードでの決済が多いことから利用のために新たにクレジットカードを作成する必要はないと言えます。
ビッドコインでの決済を行う場合には、事前にビッドコインを購入しておく必要があります。
(3)保証金のあるカジノもある
オンラインカジノの中には大きく負けすぎてしまわないように、支払った金額の数10%の保証金がつくプランもあります。
仮に100ドル分の1万円の支払いを行い、全て負けてしまった場合でもポイントで還元されえるという仕組みです。
オンラインカジノの違法性
(1)違法の場合
日本国内では賭博法によってギャンブルが規制されています。
競馬、競艇、競輪、パチンコなど公的に認められているギャンブル以外のカジノを運営すること、運営されているカジノで遊ぶことは違法とされています。
もちろんそれはオンラインカジノにも当てはまります。
日本国内の個人や会社が国内のサーバーなどのWebネットワークを使ってオンラインカジノを運営すること、そしてそのカジノで遊ぶことは明らかな違法行為になり賭博法で有罪になるでしょう。
オンラインカジノで遊ぶ場合には、運営者がどの人物や会社なのかは事前に調べておくことが必要です。
(2)争点が分かれる場合
一方で争点がわかれる場合もあります。
それは個人や業者が運営するオンラインカジノを日本国内で遊ぶ場合に、利用する方がどこまで違法性を知っていたかです。
昨年2016年に海外のオンラインカジノを運営していた会社が摘発され、利用していた客も警察に逮捕される事件がありました。
運営されていたオンラインカジノは、一見適法と思い利用していた方がほとんどであったそうです。
逮捕された客は検察に送検されましたが、賭博罪を認めなかった一部の客はその後裁判になることはなく不起訴処分となっています。
つまり海外のオンラインカジノを利用した場合には、捜査のため警察に逮捕される可能性がありますが、2017年現在の賭博法では起訴されて有罪になった利用者はいないと言われています。
詐欺やイカサマの場合の対処
オンラインカジノを利用する上で気になるのが詐欺やイカサマに合ってしまわないか、クレジットカードなどの個人情報が流出してしまわないかと思うこともあります。
こちらも日本国内で争点が分かれているため、仮に詐欺にあったとしても法律によって守られるかは分かりにくい部分ではあります。
クレジットカードの情報は、それぞれのクレジットカード会社で悪用された場合の金額は無効になりますので、通常のクレジットカードで詐欺の被害にあった場合と同様の対応をしてくれることになります。
ビッドコインも同様に、支払ったあとに遊べないなどのトラブルの場合にはビッドコインの決済保証に応じた保障があり安心と言えます。
オンラインカジノも実際のギャンブルと同様に限度が必要
手軽に始めることができるオンラインカジノですが注意点もあります。
(1)ゲームではなくギャンブルということ
1つはゲームではなくギャンブルであるということです。
カジノゲームのために海外へ行くことも、パチンコ屋さんに行くこともありませんが、オンラインカジノはれっきとしたギャンブルです。
ゲームの課金感覚で次々と興味のまま決済して、気づいた頃には数10万円のクレジットカードの残高が貯まってしまうこともあります。
特に現金でのやりとりではなく、クレジットカードやビッドコイン、電子マネーでの決済をすることから使ってしまった金額がわからなくなるためでもあります。
(2)収益管理を行いながらお小遣いの範囲内で
本格的にオンラインカジノに取り組む場合には収益管理を行う必要があります。
そして、ちょっとした遊びで行うならお小遣いの範囲内で取り組み、負けてしまっても次々と決済せず時には我慢も大切です。
理性を持ってギャンブルにのめり込みすぎないよに遊んでみましょう。